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DAISUKE NAGAE

Computer Graphics and Visual Effects

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"Furious 7" Featue Film 2015

My roll on the show: Lookdev / Texture / Lighting artist

What I did:

-Texture: Favshaw (grunge and damaged), tree(hit to enemy car)

-Lookdev: Favshaw (grunge and damaged), tree(hit to enemy car)

-Lighting: car chase sequence mountain road for 15 shots totally

More Details:

I joined to the team as a lookdev/lighting artist when the work has entered to the climax. The most of assets had been nearly completed, and lighters were receiving a shooting plate, tracking camera, as well as the tracking object and light-kit the lead lighter has already provided.

I worked on texturing, lookdev for the Favshaw (Shaw's car) and tree that enemy guy would hit to. I draw a texture using Mari and publish it to myself, and finished lookdev them in the shot lighting.
What I was in charge as shot lighting, it is the car chase scene in the mainly mountain road. I replaced entire car, or a part of the car to CG and also the hero tree for 15 shots totally in 4 weeks.

- software -
Maya (VRay), Nuke, ZBrush, Mari, Photoshop

Production credits:
CLIENT : UNIVERSAL STUDIOS
Director : James Wan

映画”Furious7”。邦題では「ワイルド・スピード7」だったと思います。この仕事の良いところは、出来うる限り撮影しようとチャレンジするスタッフの姿勢と、VFXを使用する際の「見切り」の良さだと思います。どこまで撮って、どこからVFXにするかという線引きは、経験のある人たちにとっても難しいところだと思うんですが、この仕事ではそれが非常に良いバランスで実現していると思いました。このくらいまで出来ていると、安心してストーリーに集中できると思います。

僕は仕事が佳境に入った段階で、ルックデブ/ライティング・アーティストとして参加しました。映画仕事もこの段階になると、アセットもほぼ出来上がっていますし、グレーディングされた撮影プレートや、トラッキング・カメラ、車をCGに差し替える場合などのために、トラッキングされたオブジェクトなども、ワンセットでライティング・アーティストの元に届きます。ライティングにスムーズに入れるように、リード・ライティング・アーティストが準備したライトキットも揃っていて、この段階まで来ると、もう至れり尽くせりですね。

今回は運良く(?)、悪役Shaw(ショー)の運転する車のルックデブ、突き刺さる木のテクスチャ作業とルックデブという、いくつかのヒーロー・アセットの仕事が残っていたので、自分でMariを使ってテクスチャーを描き、それをパブリッシュしてルックデブを仕上げつつ、ショットに入れ込んでライティングするという流れでした。車や飛行機などのハード・サーフェイス・アセットのシェーディングは、経験上、例えば鉄だったらこれで大丈夫、というようなものがあるのですが、モデルやテクスチャーが変わると結果や印象も変わってしまうので、結局毎回ある程度の調整作業が入ります。僕の担当したグリーンの車(Favshaw)は、土埃を巻き上げながら坂を転がり落ちて行くことになっていたので、タイヤや底面に泥汚れやスクラッチを足し込んでいます。ライティングに関しては、太陽が主光源で、スタイリッシュに見せるというよりもリアルに見えれば良いという場合が多かったのと、それぞれのカットの尺が短かったこともあって、HDRをベースに、太陽光のキーライトの位置を微調整する程度でした。

僕が担当したのは、悪役が山道でのカーチェイスの末に、木に激突するまでの一連のシーケンスです。車の全体、もしくは一部をCGに差し替えています。最終的に15ショットほどを担当しました。

 

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